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羽田城(大柏木城跡)

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羽田城(大柏木城)跡縄張図

所在:群馬県吾妻郡東吾妻町大字大柏木字羽田

 城跡へは信州街道を大戸より本宿に向う途中、右に曲がり橋を渡ると大柏木地区である。そこから、県道377号線を3Km程登って右に入り諏訪神社を目印に進むと城址がある。目標は、UHV鉄塔である。その鉄塔のすぐ下側が羽田城の跡となっている。標高687m、比高は100m弱である。主要道である信州街道(信州では上州街道と呼ばれている)からは、120~130mくらいあるだろうか。

城跡解説

昔は追手より登ったのだろうが、近年は鉄塔ができたおかげで城跡のすぐ脇を道路(未舗装)が付いている。車の駐車は、道脇の車が入れるとこにとめるか、この道の一番上まで登って駐車するかである。しかし、車も軽自動車でしかも四輪駆動車でなくては進入できないだろう。大きい車だと、近くの諏訪神社にとめるしか無いだろう。いずれにしても、これといった駐車場は無いです。

 まず、林道から東京電力鉄塔の点検道が有りそこから城址に登る。途中竪堀が確認でき、登り切るとそこが北曲輪と本城域を区切る堀切となる。

北曲輪と本状を区切る堀切

 上の写真の左側が北曲輪で、右側が本曲輪群である。この堀は東、北、西とコの字型に本城域を囲み、南側が追手となる。

北曲輪の北側堀切

 この裏は鉄塔が建っているが、その手前もこれといった遺構は見られないのでこの遺構がこの城の北端であろう。

北曲輪

 考え方によってはここを本曲輪としても良いような気もするが、ここだと北側が非常に弱いので、本曲輪はこの南側で北曲輪を北からの守りに使い堀切を二つ隔てて本城域、と言う考えが正しいような気がする。

羽田城本曲輪


 ここの小さな社のあるところが本曲輪、と言われている所である。北側は少し高く土塁のような遺構が見え、西側に一段低く曲輪を配置している。

本曲輪下段西側曲輪

本曲輪下段南側曲輪群


 本曲輪の南に向って広い曲輪が二段付き、その二段目の東南の所に虎口が付く。そしてその本城域の廻りに堀がぐるりと巡り、東と西側の堀は土塁をともなっている。そして東側より西側がの堀の方が長いので、西側の防護に重点を置いて縄張されたのか。

西側の横堀

 この城の形態を見ると、戦国時代でも比較的後半の築城であろうか。いずれにしてもここは、三島に抜ける道、川原湯へ抜ける道があったのでその道の監視、押さえる目的の城であったのでしょう。