国際忍者学会第7回大会吾妻で開催
国際忍者学会第7回大会が、群馬県吾妻郡の中之条町と東吾妻町で去る9月14日に開催されました。「吾妻には真田忍者がいた」と言うことで盛り上がったのですが私の先祖「富澤」、真田藩家老「出浦氏」、元沼田藩士「横谷氏」、東吾妻の「巌下山潜龍院」の「根津氏」、中之条の「唐沢氏」、沼田の「割田氏」、東吾妻の「割田氏」などが壇上で御挨拶を行い、東吾妻岩井の豪族「伊与久氏」末裔の伊与久松風氏による「甲陽流兵法」の披露、ゼロセン「横谷左近」によるパフォーマンスなど行われました。これに先立ち祢津氏の末裔、根津光儀さんによる潜龍院についての研究発表も行われました。ただし、「微禄の地侍=忍者」「山伏=忍者」という短絡的な考えには疑問を持たざるを得ません。確かに地侍の中には「ゲリラ戦」を得意にしていた人達、山伏の中から斥候を出したりする場面もあったと思います。まあ、「忍者」をこの吾妻の地の「観光の目玉」にしようと言う動きは、地域を盛り上げるという点では賛成ですが。江戸時代の二次資料も伝承も統べてて正しい的な考えは、史学的には受け入れられないのだと思います。したがって中之条町、東吾妻町両教育委員会は積極的に関与しておりません。私としては、こう言うことがきっかけで「研究」が進めば良いと考えております。
中央付近のたっつけ袴、陣羽織、菅笠、マスクをしているのが私です。
(プライバシー保護の為、人物部分にぼかしを入れています)
私の担当は、「横谷左近屋敷跡」の草刈り作業でした。